第10回 ダーツの力みという名の怪物に打ち克て!
ダーツは永遠の恋人!だ~はらです!
今回はダーツをしていて避けては通れない力みについてお話しします。
投げていると、どうしても抜けない力み…。
特に対戦してるときなんて緊張と力みでフォームもバラバラなんてことも。
わかっていても力んでしまうのがダーツであり、 ダーツの難しさではないでしょうか。
最近、この力みの原因の理解と解消のための糸口を見つけたので、
そのあたりについて今日はお話ししていきたいと思います。
力みがちな方!力んでるねと言われるけど、どうしたら力まず投げれるのか?
お悩みの方のお役にきっとなるかと思います。
まずこの力みってやつをいくつかに分類してその正体を暴くことから始めましょう。
1.意識していない瞬時の力み
ダーツを構えてユーミングし、ゆっくりテイクバックをして、
まさにいま、リリースするぞ!というその瞬間。
力んで腕がきれいに前に倒れなかったり
フォロースルーした手が変な方向を向いてしまう事ありませんか?
これは、まさに「入れなくては」という意識から来る力みではないでしょうか。
わかっているのについ、入ってしまう力です。
この力みはひたすら力まないように投げる練習を繰り返すことでしか、解消できないと思います。
<力みを解消するための練習法>
知り合いのPERFECTプロが教えてくれた方法をご紹介。
「大量の100円玉を用意してひたすらCOUNT-UPで高得点を出す練習を繰り返す」
CUで4R位でLOW TONペース(400~500)だと、
高得点を意識してそれ以降、急に外しはじめてしまったり。
あなたもそんな経験ありませんか?
これを突破し高得点をたたき出すことが、
力み克服に繋がるそうです。プレッシャーに打ち克つってことですね。
平常心で高得点を獲れるように練習を重ねてみましょう。
それでも差し迫った局面や、人前や大舞台ではプロでも誰でも力んでしまうものだと思います。
そういった意味では力みは永遠のテーマと言えるでしょう。
2.意識して込める力み
これが中々厄介といいますか一度入り込むと抜け出せない負のスパイラルに発展し、
上達を阻む大きな原因になります。
メカニズムをしっかり理解することで、負のスパイラルに陥ることなく上達の道を辿れますので、
ご安心ください。
意識して込める力み=ダーツを飛ばすためにかける力です。
物体を投げるわけですから、もちろん力をかける事が必要になるわけですが、ダーツを飛ばすには、
3つの要素が絡み合います。
それが、「矢の重み」「遠心力」「加える力」です。
適切な力加減がわかれば、加える力はごく僅かでいいんです。
ただ、多くの人がダーツは力を使って思いっきり投げないと飛ばないと勘違いしてしうため、
必要以上の力をかけてしまいます。
これは第1回でお話しした【適切な力加減】のお話しに通じます。
ではなぜ、思いっきり投げないと飛ばないと認識してしまうのか。
おそらくこういうことではないでしょうか。
矢の重さを感じとれていない。
↓
矢に十分な力が伝わらない。
↓
力が伝わらないから飛ばない。
↓
飛ばないから必要以上に力を込めてで無理やり飛ばそうとしてしまう。
こんな悪循環が力みに繋がってしまうんだと思います。
つまり、矢の重さを感じ取らないことには、
ダーツを正しく飛ばすことはできない。といっても過言ではありません。
重さを感じれるようになると、
矢にものすごく力が伝わるようになります。
力が伝えられると、本当に面白いようにダーツが飛びます!
飛び過ぎてしまう位飛びます!
それだけではなく、軌道も描きやすくなるので、
命中精度も大幅に上がるはずです。
ダーツの重みを感じずに投げていて、
かつ上達が止まっていると感じているならまずは重みを感じることで、
劇的に変化するはずなので取り組んでみてください。
どうしたらダーツの重みをどう感じれるのか。
まず3本すべて持ちます。
↓
1本づつ減らしていきます。この時重みの変化にも感じ取りましょう。
↓
最後は残った1本の重みを感じ取るように持ち続けます。
あとは、持ってる状態で軽く振ったり上げ下げしたりしてみてください。
重みを感じれるはずです。
この感じ取った重みを実際に矢を構えた時にも感じれるように練習してみましょう。
第5回 手首の使い方でもご紹介している方法でも、
ダーツの重みを感じ取ることができますのでぜひ試してみてください。
それでは今日はこのへんで!
明日もエンジョイ・ダーツ(^^♪